「鎌倉殿の13人」小四郎、武衛、ブエイ… 上総介広常ロス続出中の第15回「足固めの儀式」振り返り (4/9ページ)
つまり(広常への肩入れを)止めて欲しかった、頼朝の決意を知った瞬間に見捨てるつもりでいた(そうしなければ、自分が殺されることを知っていた)のでしょう。
「気づいてねぇようだが、お前は少しずつ頼朝に似てきているぜ。これは誉め言葉だ」
頼朝に似てきている。そう言われて愕然としていた義時でしたが、思い当たる節がないでもないようです。
亡き兄・北条宗時(演:片岡愛之助)と交わした「北条が武士のてっぺんをとるまで、我慢しよう」という約束を果たすためには、今ここで広常をかばって死ぬ訳にはいきません。
源氏を担ぎ上げ、自分たちがてっぺんをとる目的のためであれば、誰であろうと切り捨てていく。
広常の死が、義時にとって人生のターニングポイントとなったのは間違いないでしょう。
また事件の直後に生まれた金剛。後の北条泰時(演:坂口健太郎)ですが、その泣き声が「ブエイ、ブエイ」と聞こえたような……もしかしたら、広常の生まれ変わりなのかもしれませんね。
御家人たちの心をつかんでいく政子の態度頼朝が御家人たちの不満を力づくで抑え込み、視聴者のヘイトを溜めていく一方で、政子(演:小池栄子)は謀叛を起こした宿老たちの声を聴いていました。
政子「あなたたちがそこまで思い詰めていたとは存じませんでした。恥ずかしい限りです」
三浦義澄「お面(て)をお上げ下さい」
岡崎義実「御台所は、ご存じかな。わしは息子を石橋山で亡くしとるんですわ。息子のためにも、わしは鎌倉殿のおそばにいたい。お役に立ちたい。けど、あのお方はちっともわしらの方を見てくれねぇ。それが悔しくてな」
政子「私も、あの戦で兄を失いました。命を懸けて戦った者たちのおかげで今の鎌倉があること、忘れはしません。これからは、鎌倉殿に言えぬことは私にお話し下さい。