「鎌倉殿の13人」小四郎、武衛、ブエイ… 上総介広常ロス続出中の第15回「足固めの儀式」振り返り (5/9ページ)
できることは、何でもやらせてもらいます」
自分も兄・宗時を亡くしたことで御家人たちの共感を得、話の分かる御台所として支持を集めていく政子。
多くの死を乗り越えて、尼将軍たる資質を備えていった政子。菊池容斎筆
この時点で当人にそのつもりがあるのかはともかく、頼朝の死後に尼将軍として活躍する下地を着々と築き上げていく様子が描かれていました。
大江広元の思惑によって御家人を恐怖で支配する頼朝が北風なら、政子の態度はまさしく太陽そのもの。
最終的に北条が天下を獲り、武士の世を切り拓いていくために、頼朝がその傀儡となっているようにさえ見えてきます。
後の話にはなりますが、承久の乱における政子の名演説は、こういう政子だったからこそ御家人たちも恩義を感じた……という布石なのでしょう。
そもそも今回の謀叛について今さら史実では云々などと野暮は言いますまい。
ただ、全体的に千葉介常胤(演:岡本信人)と岡崎義実(演:たかお鷹)を除いてみんなやる気が感じられないのはどういうことでしょうか。
前回、心ならずも渋々加勢した三浦義澄(演:佐藤B作)と三浦義村や、密偵として乗り込んだ梶原景時、その場しのぎで味方するふりをした比企能員(演:佐藤二朗)はともかく……。