【召喚連載】メガテン大司教・鈴木一也の邪教の館 第14回「プーチンの戦争2」 (4/14ページ)
首都キエフの攻略、ハリコフの攻略、東ウクライナのドンバス州とルガンスク州の完全支配、クリミア半島への回廊確保などダァ! 優先順位があり、失敗した場合の行動は決めている」
大司教「キエフ攻略は失敗したが、他の戦略目標は諦めていないということだな?」
アンドラス「キエフもまだ諦めたと決まったわけではないガァ」
大司教「では、泥濘明けに再び攻勢があると?」
アンドラス「キエフは陽動作戦として成功したガァ! 今後もそうした攻勢は可能性があるガァ」
大司教「キエフは主戦場でないというのか?」
アンドラス「主戦場は東ウクライナと黒海沿岸ダァ!」
大司教「それにしても、達成した戦略目標が少ない。やはりウクライナ軍を舐めてかかっていたのではないか?」
アンドラス「まず、メディアが発表しているロシア軍の侵攻マップと、各国軍が把握しているものとでは違うということを言っておく」
大司教「メディア発表の方がウクライナ軍に有利な展開に見えるということか」
アンドラス「ダァ!」
アンドラス「確かに2014年のクリミアを失ったウクライナ軍はクソだったガァ! ウクライナ軍内部にも大勢の裏切り者がでた。クリミアの最大の軍港セヴァストポリで、ウクライナ海軍の総司令官がとっとと降伏したし、あっという間にクリミアは堕ちたガァ。さらにドネツク、ウガンスクの2州の一部でも、分離派の支配を許した」
大司教「今とはまるで違うな」
アンドラス「そうだ。それを8年かけて改革し、戦える軍隊にしていったガァ。軍が不甲斐ないので、多くの民兵組織が立ち上がり、ウクライナ・オルガリヒが経済的に支援した。