「鎌倉殿の13人」義高、助かるかも?期待させておいてからの…第17回放送「助命と宿命」振り返り (1/8ページ)
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、先週は木曽義仲(演:青木崇高)が討たれ、多くの方が鎌倉の人質にとられている義仲の嫡男・源義高(演:市川染五郎)の身を案じていたことでしょう。
頼朝「あやつの恨みは、必ず万寿に降りかかる」
いっときの情で助命すれば、必ずや復讐を企てる……かつて命を救われた源頼朝(演:大泉洋)自身、20年以上も怨みを忘れなかったことからも明らかです。
しかし、人の世を治めるべく鬼となった頼朝も、愛娘・大姫(演:落井実結子)の覚悟を前にうろたえてしまいます。
大姫「冠者殿がいなくなったら私も死にます!」
頼朝「わしの負けじゃ……父が悪かった」
お、まさかの義高生存か……と思わせておいてから、お約束の首桶。せっかく頼朝が心変わりしたというのに、命令が間に合いませんでした。
大姫との思い出である鞠を刀の柄にかけていなければ……義高が死ぬこと字体は多くの視聴者が覚悟していたでしょうが、その裏をかくような演出は予想外でしたね。