「鎌倉殿の13人」天が次に望むのは……第25回放送「天が望んだ男」振り返り (2/8ページ)

Japaaan

……が、必死な頼朝はそれらを真に受けてしまい、奇行を演じてしまうのでした。

平家の赤がよくないと言われれば、北条時連(演:瀬戸康史)の持ってきたホオズキに取り乱し、久しぶりの者との対面を控えよと聞いては千葉介常胤(演:岡本信人)や土肥実平(演:阿南健治)を邪険にあしらい……。

などなど猜疑心にとらわれ、孤独と狂気に侵された権力者の晩年をいかんなく描いていましたね。

しかしそんな頼朝もやがて吹っ切れたようで、将軍位を嫡男の源頼家(演:金子大地)に譲り、大御所として自由に生きることを決意。久しぶりに憑きものが落ちたような、晴れ晴れとした表情でした。

海を渡り、交易を盛んにした、どこぞの入道(平清盛)。

これからは大海を渡り、交易でも始めてみようか……などとようやく人生を前向きにとらえられるようになった矢先で、逃れ難く最期を迎えることになります。

視聴者の中には「あれだけ多くの人を殺したのだから、もっと地獄を見せてやるべきだ」との声もありましょう。

しかし頼朝は、物心ついた時から熾烈な権力抗争に巻き込まれて肉親と引き裂かれ、孤独に闘い抜いてきました。

時には非情な振る舞いも、過ちを犯したことも少なからずあったとは言え、そうやって生き抜いてきた地獄こそが彼の人生でした。

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