「鎌倉殿の13人」天が次に望むのは……第25回放送「天が望んだ男」振り返り (1/8ページ)
最初に一言。
「皆様。頼朝は”まだ”死んでいません」
落馬したのが建久9年(1198年)12月27日、亡くなるのは年が明けて建久10年(1199年)1月13日となります。
SNSなどで「もう来週から頼朝はいない」というご意見が散見されたので、お含みおきいただけると驚かなくてすむでしょう。
さて、源頼朝(演:大泉洋)がついに落馬してしまいましたね。
その原因は病気(脳卒中、脳梗塞など)説をベースに、幻聴や身体の麻痺など怨霊説でも有り得そうな演出が見事でした。
偉大なるカリスマを喪った鎌倉は混沌の権力抗争に突入。物語は後半へとさしかかります。
血で血を洗う謀略と惨劇の連続に、きっと多くの視聴者が「頼朝のいた頃は良かったなぁ……」と思うはずです。
ではその前に、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第25回放送「天が望んだ男」を振り返って行きましょう。
藤九郎だけが見ていた、佐殿の落馬自分の死ぬ夢に連日連夜うなされ続け、ろくに眠れぬ日々が続く頼朝。
「死にとうない」と助言を求められた阿野全成(演:新納慎也)は、鬼気迫る頼朝を恐れて口から出まかせを並べ立てます。