「鎌倉殿の13人」ネタバレ注意!前半放送の振り返りと後半 “血で血を洗う惨劇の連続” の予習 (5/12ページ)
りく(演:宮沢りえ)
『吾妻鏡』などでは牧の方(牧御方)と表記される彼女。北条時政(演:坂東彌十郎)の後妻として序盤から存在感を発揮してきました。
これまで告げ口によって仲を裂いたり(亀の前事件)、後に畠山重忠(演:中川大志)を破滅に追い込んだり、挙げ句に第3代将軍・源実朝(演:柿澤勇人)の粛清を企んだり……と、屈指の悪女として知られています。
しかし本作ではそれらの悪行について「北条家を思うが故」と裏づけられるため、視聴者の共感も得やすかったのではないでしょうか。
これからも魅力的な悪女ぶりを発揮して欲しいところです。
木曽義仲(演:青木崇高)その行動は『吾妻鏡』などのまんまですが、従来の粗暴な山猿イメージから一転、純粋で男気あふれるキャラクター描写に仕上がっていました。
平家討伐の大義に奮闘した義仲たち。歌川豊宣「俱利伽羅谷大合戦図」
不器用ながら誠実で真心あふれる言動に、“鎌倉ズレ”しつつあった視聴者の心に爽やかな風が吹き込んだのではないでしょうか。