「鎌倉殿の13人」ネタバレ注意!前半放送の振り返りと後半 “血で血を洗う惨劇の連続” の予習 (10/12ページ)
この内流血を未然に防げた3件を差し引いても、21年間で13回の暗殺や合戦が繰り広げられています。
ちなみに承久の乱から元弘3年(1333年)に鎌倉幕府が滅亡するまでの112年間で起こった政治抗争は14件。流血なし6件を除くと8件で、更に差が開きました。
この「頼朝のカリスマを喪ってから、承久の乱で鎌倉政権が何とか固まるまで」の21年間が、いかに異常であったかが分かります。
しかも源平合戦のようにかねてより対立していた勢力同士の抗争ではなく、かつては命を預け合い、苦楽を共に乗り越えて来た仲間同士というのが本当に悲惨です。
次から次へと仲間を殺し続けた義時。そこまでして上り詰めた権力であれば、たとえ後鳥羽上皇(演:尾上松也)のご意向であろうと手放す訳には行きません。
♪縱使有 千萬種 寂寞和 孤單相伴
既受終 冠帝冕 龍椅上 成敗也笑看……♪
※洛天依「権御天下」より【意訳】いかなる寂しさと孤独に苦しもうと、遺志を受け継いで権力の座に上り詰めたのだ。邪魔する者は誰であろうと容赦はせぬ。
頼朝の遺志を受け継いで、鎌倉を守ってきた義時と政子。たとえ天朝様(朝廷)が相手でも、ここで引いたら今まで殺した者たちが浮かばれません。