鎌倉と朝廷の二重スパイ!?生田斗真が演じる源仲章の人違いエピソード【鎌倉殿の13人】 (5/6ページ)

Japaaan

さて、出かけようという時になって実朝は庭先の梅を見て、こんな歌を詠んだのです。

軒端の梅(イメージ)

出テイナハ主ナキ宿ト成ヌトモ軒端ノ梅ヨ春ヲワスルナ
(出て去なば 主なき宿と 成りぬとも 軒端の梅よ 春を忘るな)

【意訳】私が出て行ったら、ここは空家となる=私は二度と戻らない。しかし君(軒端の梅)は春を忘れないで=咲き続けて欲しい

これはかつて菅原道真(すがわらの みちざね)が詠んだ

東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ

【意訳】春風が吹いたなら、香り高く咲いておくれ。私がいないからといって、春を忘れないでおくれ。

という名歌の本歌取り(オマージュ、リスペクト)。歌を愛した実朝らしい、これが辞世となったのでした。

人違いで殺された仲章

さて、実朝ともども公暁(演:寛一郎)に暗殺されてしまった仲章。

しかし彼は別に公暁から恨まれていた訳ではありません。ではなぜ殺されたのかと言いますと、実は義時との人違いだったのです。

【原文】……右京兆俄有心神御違例事。讓御劔於仲章朝臣。

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