「鎌倉殿の13人」破れて砕けて裂けて散るかも…第39回放送「穏やかな一日」振り返り (4/11ページ)
「鎌倉殿が一度口にしたことをくつがえしては政の根本が揺らぎます。以後、私のやることに口を挟まれないように」
とんでもない話ですが、時に鎌倉殿の周りには基本的に誰も控えていないのでしょうか(あまりに一対一で話すことが多いので、セキュリティ面でも違和感は否めません)。
初登場から父に疎まれがちな北条朝時さて、義時が心を許せる太郎に対して、どうも可愛く思わないのが次男の北条朝時(演:西本たける)。前室・比奈(演:堀田真由。姫の前)との間に生まれた子です。
「ひどい女子(おなご)に引っかかってしまって……」
実朝の元へ側室候補として召し出された“よもぎ”(演:さとうほなみ)に手を出して捨てたらしく、更には御所の女房(こっちが本命の模様)にも手を出したとか。
「どういうつもりだ。御所にお仕えする女房に手を出すとは」
父親らしく叱りつける義時。でも考えてみれば、義時だって比奈(『吾妻鏡』では御所に仕える女房・姫の前)に対して、似たような(何なら一年以上もしつこく恋文を出し続けるという、より悪質な)ことをしています。
父や兄にコンプレックスを持ちながらも、後に活躍する朝時。『義烈百人一首』より
「父上から、どうか鎌倉殿にとりなしていただけませんか」
当時、義時は頼朝に取りなしてもらって姫の前との結婚にこぎつけたのです。恐らく朝時はそれを母から聞いたのでしょう。
しかし、義時は息子の願いを鼻で笑います。