「鎌倉殿の13人」破れて砕けて裂けて散るかも…第39回放送「穏やかな一日」振り返り (6/11ページ)

Japaaan

藤原定家。伝藤原信実筆

「これからは定家殿が和歌の師匠。今後、余計な口出しをしないでもらおうか」

いかにも仲章らしく意地悪な物言い……ですが、上方の人間にしてはいささか直截に過ぎるような気がしないでもありません(康信と二人きりならともかく、鎌倉殿の御前でこういう態度は見せない方が得策)。

和歌の指南役を外されてしまい、力なくしょげ返る康信。しかし実朝は康信を優しく励ましました。

「私に和歌の面白さを教えてくれたのはそなただ」「これからも、私を助けて欲しい」

自分だって大変でしょうに、10代でここまで他人を気遣うことができるなんて……実朝の人格者ぶりに、ついわが身の10代を恥じ入ってしまいます。

ところで、藤原定家は話題に上るだけで鎌倉殿の本編には登場しないのでしょうか。まだチャンスはありそうですが、今後に期待したいですね。

また、仲章は(現時点で鎌倉の権力者≒朝廷のため最も力を削ぐべき)義時に「私はあなたの味方です」などとぬけぬけ申しておりました。まったく世の中「私はあなたの味方」という言葉ほど信用ならないものもありません。

義時の「かたじけない」というセリフに「お前など信じていないが、とりあえず体面上礼は言っておく」というメッセージが滲んでいるように感じられます。

穏やかじゃない和田義盛と三浦義村

「変わっちまったなぁ、鎌倉も、お前も!」

上総介(国司※)に推挙してもらう話をつぶされ、更には実朝に対する「ウリン(羽林)」呼びも禁じられてしまった和田義盛。

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