「鎌倉殿の13人」鎌倉を取り戻す。実朝の決意に義時は…第42回放送「夢のゆくえ」振り返り (4/11ページ)

Japaaan

ホレ見たことか……鬼の首を取ったように「周囲の者がしっかりせねば困る」と三善康信(演:小林隆)や北条泰時(演:坂口健太郎)らを叱責しますが、政治に試行錯誤はつきものです。

「色々試してみて、ダメならまたやり方を変えていけばいいんです」

実衣の言う通り。もちろん事前の熟慮は必要ながら、天下万民のため果敢な断行が求められます。

後に天下の名宰相へと成長する泰時は、父・義時の実務能力と実朝の民を思う心を兼ね備えていったのでしょう。

「お前はどういう立場でそこにいる」

義時の詰問に対して、

「かつて父上が頼朝様の義理の弟というだけでお傍に仕えたのと同じように、私も鎌倉殿の従弟としてここにおりますが、何か」

と反論できた辺りに、着実な成長が感じられます。いつか「俺たちの泰時」が父を超える瞬間が、本作で見られると嬉しいですね。

ちなみに『吾妻鏡』では実朝が雨乞いに参加し、その祈りが通じて雨が降ったという記録があります。

甘雨降。是偏將軍家御懇祈之所致歟……

※『吾妻鏡』建保2年(1214年)6月5日条

甘雨(かんう)とは実際に甘いのではなく「恵みの雨」。せっかくなら、実朝の未熟さだけでなく、こういう仁君ぶりも見せて欲しかったです。

一、義時が「執権」を名乗る

「名乗ってしまいましょう!」

義時に執権を名乗る(就任する)よう迫る後室のえ(演:菊池凛子。伊賀局)。大舅の二階堂行政(演:野仲イサオ)も「名乗っちゃいなさい!そうでなきゃ、のえを嫁に出した甲斐がない」と孫娘を後押しします。

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