「鎌倉殿の13人」ついに鎌倉殿の鎌倉離れ?愛想を尽かした義時は…第44回放送「審判の日」振り返り (9/9ページ)

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実朝の土下座謝罪に心揺らいだかと思えば、「そなたの気持ちはよくわかる」の一言に感情を逆なでされます。

悪意がないのは百も承知、でもだからこそより一層腹が立つというもの。お前なんかに何が解る!そう怒鳴りつけてやりたかったのではないでしょうか。

泰平の世であれば、名君で終われたかも知れない(イメージ)

それにしても、本作の実朝は一つ一つの言動を見ると温厚で誠実そうなのですが、全体を俯瞰するとちぐはぐな印象が拭えません。

先ほどの「鎌倉を取り戻す」にしても、そう言えば公暁が納得すると思ったのか、しかし後鳥羽上皇(演:尾上松也)に申し訳ないから鎌倉殿は頼仁親王に。

どっちにもいい顔をしようとする人間が、一番信用ならない……そりゃ公暁も「騙されるものか」となるわけです。

果たして義村が黒幕かと思われた実朝暗殺は、三浦の手を離れて公暁の単独犯行となり、そこへ実朝を見捨てた義時もそこはかとなく共犯となる展開。

「ここで終わり?今週(実朝が暗殺される)覚悟をしていたのに!」

そんな視聴者たちの声が聞こえて来そうですが、いよいよ来週こそ本番。第45回放送は「八幡宮の石段」。

結果は知っているものの、どんなアレンジに彩られるのか、一週間のお預けを頑張って耐えましょう。

※参考文献:

三谷幸喜『NHK大河ドラマ・ガイド 鎌倉殿の13人 完結編』NHK出版・2022年10月 五味文彦ら編『現代語訳 吾妻鏡8 承久の乱』吉川弘文館、2010年4月

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