モハメド・アリ、ウィレム・ルスカ、ドン・フライ…燃える闘魂アントニオ猪木「世紀の7大デスマッチ」驚愕の真相 (6/7ページ)

日刊大衆

僕も肘や蹴りで、空手家たちに対抗したのを覚えています」(藤波氏)

 最後は、猪木が場外でウィリーに腕ひしぎ十字固めを極めたまま、ドクターストップで試合が終了した。

「ウィリーほどの格闘家になると、耐えられるのか、あるいはプライドなのか、これ以上やると骨を折ってしまう……というところでストップがかかりました。この試合で、猪木さんは“格闘プロレス”を確立したんだと思います」(前同)

■カール・ゴッチの影響

 藤波は猪木の“格闘プロレス”を、こう捉えている。

「いつ何が起きるか分からないので、猪木さんからは常々、“覚悟を持ってリングに上がれ”と言われていました。カール・ゴッチの“コンディションを整えて、相手をどう仕留めるか、シミュレーションすることが大切だ”という思想の影響もあったと思います。UWF勢が戻って来たときも、僕は猪木さんの教えを守って前田日明と戦いました。後年、橋本真也小川直也にKOされた試合は、猪木さんが新日本プロレスから離れたことで、格闘プロレスの伝統が薄れていたために起きたと思ってます」

■引退試合は総合格闘技UFC王者

 98年4月4日に行われた猪木の引退試合。その相手は、なんでもありの総合格闘技UFCで優勝経験のあるドン・フライだった。

「猪木さんほどの人になると、無難な引退試合はファンが許してくれませんからね(笑)。僕も引退することになったら、やっぱり強い選手を選ぶんだろうと思います」(藤波氏)

 伝説のレスラーの最後を目に焼きつけようと詰めかけた大観衆を前に、グランド・コブラツイストで勝利を飾った猪木。

 愛弟子の藤波は、69歳になった今も現役を続ける理由を、こう語る。

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