精子注入ロボットを使って受精した最初の赤ちゃんが誕生、体外受精の成功率に貢献 (2/4ページ)
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ロボットで受精させる装置・体外受精の成功率を高め、コストを低減させる
大きな負担となる病院通いがなくなるのもさることながら、子供を望む人たちにとって最大のメリットは治療費が大幅に安くなることだろう。
人工授精を行う胚の培養技術者は、アメリカでは年収12万5000ドル(1700万円)以上も稼ぐ高給取り。そうした人たちが行う不妊治療は、1回で2万ドル(270万円)以上もかかる高額な医療行為だ。
なお日本の場合、不妊治療は令和4年4月から保険適用となっている。詳しくは厚生労働省のサイトを参照してほしい。
だが、どんな医者でも手軽に体外受精できるのであれば、不妊治療の医療費はこれまでよりずっと下がるだろうことが期待される。
それどころか、体外受精プロセスがほぼ完全に自動化される日も来るかもしれない。実際、オーバーチュア・ライフ社は、そのための「バイオチップ」を特許出願をしている。
このチップには、精子が泳ぐための溝や、成長液入りのタンクなどがセットになっており、ムネ氏によれば、「精子と卵子を入れると、5日後に受精卵が出てくる箱」のようなものなのだそうだ。