精子注入ロボットを使って受精した最初の赤ちゃんが誕生、体外受精の成功率に貢献 (3/4ページ)
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Fertilis が開発した 3D プリント製のマイクロ クレードルは、人間の卵子 1 個を運ぶように設計されている・体外受精を手頃で身近なものに
「AutoIVF」「IVF 2.0」「Conceivable Life Sciences」など、こうした人工授精サービス企業は今や10社を超え、その市場規模は250億ドル(3.4兆円)以上あると推定されている。
Conceivable Life社の共同設立者アラン・マーレー氏によると、アメリカでは不妊治療の多くに医療保険が適用されないため、その費用は平均8万3000ドル(1100万円)もするのだという。
同社が目指すのは、ロボットを利用することで、治療費を7割下げることだ。
現在、世界では毎年およそ50万人の赤ちゃんが体外受精によって誕生しているが、現実にはそれを利用できず子供を諦めている人が大勢いる。
それゆえに、不妊治療をもっと手軽に行えるようになれば、その潜在的な需要は非常に大きい。「これこそが真の需要です」とマーレー氏は語る。
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3Dプリントされたポッドに入れられた卵をマイクロニードルが貫通する様子。卵の大きさは約0.1mm。
ただし不妊治療の専門家の間には、治療の自動化によって本当にコストダウンできるのか懐疑的な意見もあるようだ。
というのも、不妊治療が失敗する大きな原因の1つは、卵子の老化だからだ。ロボットではそれを解決できない。
だが、不妊治療の自動化は、これまでは難しかったより緻密な調整が可能になるということでもある。