「どうする家康」壊れてしまった信康。母はついに決意する。第23回放送「瀬名、覚醒」振り返り (9/9ページ)
第24回放送「築山へ集え!」
一 築山殿甲州の唐人医師減敬といふ者と密会せられ剰へ是を便とし勝頼へ一味し三郎殿を申すゝめ甲州へ一味せんとする事
※『後風土記巻第十六』「築山殿凶悍 付 信康君猛烈の事」
さて、何やら企み始めた瀬名は、望月千代(演:古川琴音)の手引きで唐人医師・減敬(げんきょう)と密会を始めました。
劇中では穴山信君(演:田辺誠一)が扮しており、名前も滅敬(めっけい)となっていましたが、これは文献による誤差(表記ゆれ)の範囲内です。
夫を完全に無視して(むしろ意に反して)武田との独自外交を進める瀬名。愛する信康を危険にさらしてまでやることなのでしょうか。
※もし筆者が瀬名の立場であれば、早く家康に側室を進めて男児を産ませ、母子そろって出家する道を選びます。
次週の第24回放送「築山へ集え!」では、文字通り瀬名の下へみんなが集まるのでしょう。よもやホームパーティではないでしょうが……。
死んだと思っていた女大鼠(演:松本まりか)や、今川氏真(演:溝端淳平)&糸(演:志田未来)夫婦も再登場(正直、氏真はどの面下げて瀬名の前に出られるのでしょうね)。
ともあれ、何やかんやで盛り上がりそうな「どうする家康」、来週の展開に期待です!
※参考文献:
『NHK大河ドラマ・ガイド どうする家康 後編』NHK出版、2023年5月 『徳川実紀 第壹編』国立国会図書館デジタルコレクション 『寛政重脩諸家譜 第二輯』国立国会図書館デジタルコレクション 『改正三河後風土記 上』国立国会図書館デジタルコレクション 黒田基樹『家康の正妻 築山殿 悲劇の生涯をたどる』平凡社新書、2022年10月 高柳金芳『徳川妻妾記』雄山閣、2003年8月 中村孝也『家康の族葉』碩文社、1997年4月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan