「どうする家康」壊れてしまった信康。母はついに決意する。第23回放送「瀬名、覚醒」振り返り (7/9ページ)
ともあれ瀬名と交代予定の於愛が、どんな活躍を見せてくれるのか、今後も楽しみですね。
信康の暴走と五徳の密告さて、新たな側室候補が見つかったところで、心身を壊した信康が僧侶を斬り殺す暴挙に出ます。
それにしても、家臣たちは何をやっているんでしょうか。たとえ主君の御曹司とは言え、抜き身の刀を持った男がいたら、まずは抜刀せずとも女性たちをかばう仕草くらい見せて欲しいものです。
ちなみに、信康の暴挙については元ネタがあります。
一 三郎殿鷹野に出給ふ折ふし道にて法師を見給ひ今日得物の奈きハ此法師に逢たるゆへなりとて彼の僧が首に縄をつけて力革とかやに結付馬をはせて其法師を引殺し給ふ事
※『後風土記巻第十六』「築山殿凶悍 付 信康君猛烈の事」
これは五徳(演:久保史緒里)が信長に密告した書状の一部。
鷹狩の成果がなくてムシャクシャしているところへ、出くわした僧侶を馬で引きずり殺したと言います。