人類の祖先が大陸移動した最古の痕跡。ラオスの洞窟から発見された86,000年前の骨片 (4/5ページ)

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 その代わりこの頭蓋骨は、中国南部と中部から発見された、かなり物議をかもしている化石の範疇に加えられることになる、とフリードラインらは書いている。

 この中国の化石は、アフリカから東南アジアへと人類が拡散したときの初期の失敗を示しているのだという。

 論文の中で、研究チームは、見つかった頭蓋骨の断片が極めて華奢であることを指摘していて、その繊細な特徴は、日本やラオスの隣国ベトナムで見つかった、わりと最近のホモ・サピエンスの骨化石の特徴と似ているという。

 このことは、彼らはこの地域を通って移動していった人たちの子孫で、この地域にいた頑丈な体格のデニソワ人のような旧人類の子孫ではないことを示しているという。

 初期人類の探検家たちは、南東アジアを渡り、海を越えてオーストラリアに至り、その荒涼とした内陸部をを進んだ可能性は十分にあるかもしれない。

 だがその道のりで、一部のグループは絶えてしまい、移動に成功し、生き延びた他のグループが、やがて、地球上でもっとも古い文化を生み出し、連綿とそれを継承していったのだ。
これはまさに、タムパリン洞窟の証拠を決定的にする論文です。
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