気候変動の影響で人間の脳のサイズが縮小しているという研究結果が報告される (1/4ページ)
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気候変動に関しては様々な仮説(命題)が科学的に検証されているが、今回の研究は「気候変動による温暖化は人間の脳に影響しているのか?」というものだ。
その研究結果によると、どうやら影響があるようだ。
ロサンゼルス自然史博物館の研究者が、過去5万年における気候変動とヒトの脳の大きさとを比べてみたところ、気温が上がると脳が小さくなることが明らかになったのだ。
その影響は私たちの認知機能が低下するほど大きなものである可能性すらあるという。
この研究は、私たちの体が環境から受けるストレスに対してどのように反応するのかを示したもので、温暖化が人間の行動に与える影響を理解するヒントになるという。
・過去5万年でヒトの脳はどう変化したのか?
今回の研究では、過去5万年でヒト属(ホモ属)の頭蓋骨と地球の気温がどのように変化したのか分析し、脳の大きさと気候の変化との関係を調べている。
そのためにロサンゼルス自然史博物館のジェフ・モーガン・スティベル氏は、10の情報源からヒトの頭蓋骨298点の大きさのデータを入手した。
これらをそれぞれが生きていた時代に応じてグループ分けし、ヨーロッパ南極氷コア計画「EPICA」が持つ過去5万年の気候のデータと比較した。
その結果、ヒトの脳は気温が上がるとだんだんと小さくなることがわかったのだ。
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ヒトの脳は暖かい時代ほど小さくなることらしいことがわかる。