将来を嘱望されながら”セリフ死”してしまった織田信忠(信長嫡男)…その生涯を振り返る【どうする家康】 (4/5ページ)
「父上!」
本能寺の急報を聞きつけ、信忠は滞在していた京都妙覚寺から駆けつけます。途中で京都所司代の村井貞勝(むらい さだかつ)に止められました。
「本能寺はすでに炎上しております。今は親王殿下のいらっしゃる二条の御所に参りましょう!」
信忠は二条の御所におわした誠仁親王(さねひとしんのう。正親町天皇の皇太子)を村井貞勝に護衛・脱出させると、自分たちはわずかな手勢をもって篭城します。
「ここは守るに難うございます。それよりも安土のお城へ戻り、再起を図りましょうぞ!」
家臣たちの進言に対して、信忠は言いました。
「賊はすでに安土への道中に兵を配置しておろう。逃走中に命を落として辱めを受けるより、潔くここで最期を遂げようではないか」
「「「御意」」」
かくして信忠は菅谷長頼(すげや ながより)・福富貞次・毛利秀高(もうり ひでたか)らと共に明智光秀(演:酒向芳)の大軍を迎え撃ちます。
主従とも果敢に奮戦するも衆寡敵せず、ついには自刃して果てたのでした。享年26歳。
終わりに以上、織田信忠の生涯を駆け足でたどってきました。