AIで作られた「ディープフェイク」映像を見た視聴者の半数が偽の記憶を植え付けられたことが判明 (1/3ページ)
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AIを利用し、画像や動画を合成して偽の映像や音声を作り出す「ディープフェイク」は、悪用されればさまざまな社会的混乱を引き起こすと懸念されている。
実際に、ディープフェイク映像には人の記憶を改竄する力があるようだ。
アイルランドの研究チームは、俳優の顔を入れ替えたフェイクディープのリメイク映画を作り、それを被験者に見せたところ、およそ半数の人が、過去にそれを観たと思い込んでいたという。
だが、この研究ではもう一つ意外なことが明らかになっている。ディープフェイクだから多くの人の記憶が改ざんされたわけではなかったのだ。
ただの説明文であっても、同じレベルで人の記憶は改ざんされたのだ。人に偽の記憶を植え付けるのに、ディープフェイクはいらなかったのである。
・AI技術で作られた偽の映像や音声「ディープフェイク」
ディープフェイクとは、AI技術を利用して人工的に生成された、偽の映像や音声のことだ。顔や口の動きを合成することで、他人の姿や声をまるで本人のように見せかけることが可能になる。
こうしたディープフェイクの映像や音声を作るAIツールは、このところさまざまなものが登場しており、誰もが手軽に使えるようになりつつある。
それを有効活用すれば、経費を削減したり、これまでにない斬新な映像を作れる可能性を秘めている。
だがそれと同時に、虚偽情報を広めたり、視聴者の記憶を操作したりと、危険な使い方がされる可能性も否定できない。