シロナガスクジラの2倍以上。史上最も重い動物かもしれない絶滅種のクジラの化石を発見 (1/5ページ)
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南米ペルーの砂漠でまるで岩のような化石が発見された。それはもしかしたら地球史上もっとも重たい動物だったかもしれない。
新たに発見された『ペルケトゥス・コロッスス(Perucetus colossus)』と名付けられたこの絶滅種は、3700万~3900万年前に海の浅瀬で生きていたクジラの仲間だ。
これまでの動物の重さのチャンピオンは現代のシロナガスクジラで、体重130トンもある。だがペルケトゥスは、その2倍から3倍も重かった可能性がある。
なぜそんなにも重たかったのか? その理由は彼らのライフスタイルと関係しているかもしれないという。
・岩のように巨大な化石を砂漠で発見
ペルーにあるマヨール・デ・サン・マルコス国立大学の古生物学者マリオ・ウルビナ氏が、ペルーの砂漠で「ペルケトゥス・コロッスス(Perucetus colossus)」の脊椎骨を発見したのは2006年のことだ。
まるで岩のような巨大さで、彼の同僚は当初、化石と信じてくれなかったという。
だが分析の結果、確かにそれは生物の化石であることがわかったのだ。それ以来、脊椎骨13本、肋骨4本、腰の一部が発掘されてきた。
それは化石の発掘にしては、あまりにも大変な作業だ。
特に脊椎骨は巨大で重すぎることから、毎年1、2本しか発掘できない。例えるなら、ビールの樽のような大きさなのだという。