三葉虫が2度の大量絶滅を生きのびた理由を解明。その秘密は体の構造にあった (1/4ページ)
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多くの化石が残されている三葉虫は、古生物のシンボルのような海生動物だ。2度の大量絶滅を生き延び、じつに3億年もの長きにわたり古代の海底を支配したすごいヤツなのだ。
地球の酸素の量が変わることもあった激動の時代において、三葉虫はどうやってそんなに長い間生きることができたのか?
スペインとアメリカの古生物学者によれば、そのヒントが三葉虫の変わり種「アウラコプレウラ・コニンキイ(Aulacopleura koninckii)」に隠されているという。
彼らによると、この三葉虫は体節を増やすことで、少ない酸素に対応することができたため、過酷な環境変化を生き抜くことができたという。
・体節の数が個体によって差がある三葉虫の奇妙な種
約5億2000万年前のカンブリア紀からペルム紀末までの約3億年の間、古代の海には三葉虫がひしめいていた。
古生物のシンボルのようなこの生物は、恐竜よりもずっと長く地球で暮らし、大量絶滅ですら2度にわたって生き延びている。
三葉虫は2万種以上が知られているが、その体の基本的な構造は同じで、頭部・胸部・尾板の3つに分かれている。またほとんどの種の場合、体節の数も決まっている。
ところが、「アウラコプレウラ・コニンキイ(Aulacopleura koninckii)」はちょっとユニークだ。