そのかゆみどれくらい?かゆみを客観的に数値化するウェアラブルデバイスが開発される (2/3ページ)
マイクといっても、コンタクトマイクは空気を伝わってくる声を検出することはないので、話し声が盗み聞きされたらどうしようと心配する必要はない。
こうして検出されたデータは、手首の上のところに着用される小型コンピューターで処理する。
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かゆみセンサーのプロトタイプ / image credit:Carnegie Mellon University・かゆみのレベルを知る指針に●
パドマナーバ氏は、実際にそのデータを処理するソフトウェアを開発するため、20人のボランティアに協力を仰ぎ、かゆみセンサーを装着したまま感圧式タブレットをかいてもった。
集められたさまざまな強さでかく動作のデータを、今度は機械学習で分析。それをもとに、かゆみの強さを示す0から10まで指標を設定した。
パドマナーバ氏が個人的に証明しているように、たとえ同じ時間帯や同じ場所でかゆみが発生し、かいたとしても、すべてのひっかき傷は同じにはならない。
かく力が強ければ強いほど、皮膚に与えるダメージは大きくなる。
パドマナーバ氏はこのかゆみセンサーが市販化されることで、病院の皮膚科医が患者のかゆみのレベルを判断する指針になればと考えている。
また患者自身もかゆみセンサーで自分のかゆみの発生頻度や時期、度合いを知ることで、日常生活を円滑に過ごせる工夫ができるんじゃないかという。
だがピッツバーグ大学メディカルセンターの皮膚科助教授でもあるチョーダリー氏は、皮膚科の専門医は患者のかゆみの症状について質問することに慣れているのであまり役に立たないだろうという。