そのかゆみどれくらい?かゆみを客観的に数値化するウェアラブルデバイスが開発される (1/3ページ)
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痛いのも嫌だけど痒い(かゆい)のも辛い。だがどれくらいかゆいのか?それを第三者が判断するのは難しい。
そこで今回、かゆみのレベルを客観的に測定してくれるウェアラブルデバイスが開発された。
皮膚科の医師にとって、患者のかゆみを正確に知るのは大切なことで、治療法も変わってくる。それをどんなに丁寧に患者に訊いてみたところで、答えはその人の主観的な感想でしかない。
だが、この指に装着して使うかゆみセンサーなら、使用者がかく頻度と強さを測定することで、かゆみの強さを数値化して客観的に示してくれるのだ。
・かゆみを数値化するウェアラブルデバイス
このかゆみセンサーを開発したのは、米国カーネギーメロン大学博士課程の学生アクヒル・パドマナーバ氏だ。
彼は子供の頃ひどい湿疹によるかゆみに悩まされた経験があり、それが同じようにかゆみに悩む人たちを助けたいという思いにつながったのだそう。
指輪のように人差し指に装着するこのかゆみセンサーは、従来の実験的なかゆみセンサーと同じように(そう、同じことを考えた人は過去にもいるのだ)、「加速度センサー」によってポリポリとかく動作を検出する。
だがこの方法には1つ弱点がある。かく動作を検出することができても、どのくらい強くかいているのかわからないのだ。
そこで今回のかゆみセンサーでは、「コンタクト(接触型)マイク」が採用された。
コンタクトマイクとは、空気を伝わってくる音を拾い上げる普通のマイクとは違い、物体を伝わってくる振動を検出する。
よくある使い方としては、管楽器のようなアコースティック楽器の音を拾うといったものがあるが、今回のかゆみセンサーの場合は、指を伝わってくる振動をキャッチする。