コインの表と裏が出る確率は50/50ではなかった。実際には偏りがあることが判明 (1/4ページ)

カラパイア

コインの表と裏が出る確率は50/50ではなかった。実際には偏りがあることが判明
コインの表と裏が出る確率は50/50ではなかった。実際には偏りがあることが判明

[画像を見る]

 指でコインを弾いて、表が出るか裏が出るかを当てるコイントス。どちらか決められず運命をコインにゆだねるこの方法は昔から使用されてきた。

 表と裏が出る確率は50/50、それは公平の象徴であるはずだった。ところが実際にはそうでないということが最近の研究により明らかとなった。

 実際にコイントスを35万回やった実験によれば、そこにはわずかな偏りがあるのだという。コイントスをするとき、上にしてた面が出る確率は約50.8%になるのだ。

・最初にどちらの面を上に向けるかで偏りが生じる
 2007年、アメリカの数学者パーシ・ダイアコニス(元マジシャンという異色の経歴の持ち主だ)は、眉をひそめた。

 弾いたコインが表と裏になる確率は完全には等しくなく、弾くときに上に向いていた面が、上になりがちであることに気づいたからだ。

 大昔からコイントスは公正の象徴とされてきた。イカサマをしない限り、表か裏が出る確率はまったく同じはずだった。

 ところがその確率に関するこれまでの研究は、コインをトスしたときに表と裏が出る確率ばかりに注目し、最初にコインが向いていた面については見落としていた。

 この点を指摘したダイアコニスによれば、トスされたコインは、「歳差運動(回転する物体の回転軸が、その方向を変えてゆく運動)」により、最初に上を向いていた面の方がより長く空中に滞在する。

 そのせいで最初に上を向いていた面が上になって落下する確率が、ほんの0.8%だけ高くなるのだという。
「コインの表と裏が出る確率は50/50ではなかった。実際には偏りがあることが判明」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る