誤った記憶を思い出そうとすると脳がサインを出すことが判明 (4/5ページ)

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・PTSDなどの治療のヒントに
 研究チームによれば、こうした発見は、さまざまな状況で作られる似たような記憶(例えば、今晩作った料理と昨晩作った料理)を区別する仕組みを説明している可能性があるという。

 また、記憶が混同される病気を治療するヒントにもなるかもしれない。

 例えば、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の患者は、安全な場所にいるのに、恐ろしい目にあった過去と似たような状況になると、その時の記憶がよみがえり苦しむことがある。

 そのような脳の混乱を抑える方法がわかれば、PTSDを治すこともできるかもしれない。

 なお現時点では、海馬で観察された電気活動の違いが、思い出しミスが起きる直接的な原因なのか、それとも何か別の根本的な原因があり、たまたまそれと一緒に起きているだけなのかどうかは不明だ。

 今後の研究で脳をさらに観察すれば、こうした謎も解明される可能性があるとのことだ。
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