「どうする家康」関ヶ原は、まだ終わっておらぬ…第44回放送「徳川幕府誕生」振り返り (1/8ページ)
「関ヶ原は、まだ終わっておらぬ」
意味深につぶやく我らが神の君・徳川家康(松本潤)は、豊臣家から天下を完全に奪う布石として征夷大将軍に就任。ここに江戸幕府が誕生しました。
(※幕府という呼称は武家政権に対する便宜的な呼称であり、当時の人々がそのように呼んではいなかったはずとか、そういう野暮なツッコミはなしにしましょう)
早送りで時が流れ、天下草創の功臣らが次々と世を去っていきます。そんな中、たくましく成長していく豊臣秀頼(作間龍斗)の存在を脅威と感じたのでしょうか。
「時は満ちた」
いよいよ最終版(大坂の陣)へと向かっていく「どうする家康」。第44回放送「徳川幕府誕生」今週も気になるトピックを振り返っていきましょう!
目次
将軍となって幕府を開く? 本多忠勝・榊原康政の最期 本多正純と朱子学について 偉大なる凡庸?徳川秀忠が第二代将軍に その他、今回すでに亡くなっている人々 第45回放送「二人のプリンス」将軍となって幕府を開く?
『吾妻鏡』を愛読していた家康。ずっと憧れで尊敬していた源頼朝公と同じ征夷大将軍になれた喜びを、もっと描写して欲しかった(イメージ)
「征夷大将軍となって幕府を開くというのはいかがか」
そんな本多正信(松山ケンイチ)の進言により、慶長8年(1603年)に征夷大将軍となった家康。
武家の棟梁となったことで、公家の頂点である豊臣家と住み分けができる。劇中そんな事が語られていました。