「どうする家康」ついに始まった最終決戦!第46回放送「大坂の陣」振り返り (8/10ページ)
大砲について
この作品の大小火器については思うところがたくさんあるのですが、とりあえずいくつか。
「あの角度であの距離。いくら撃っても物理的に大坂城内にはとどかないはず」
「当時の砲弾は純粋に金属の塊なので、被弾しても炸裂はしないはず」
「いつぞやの火縄銃と同じく、やたら連射していたように見えるが、初弾装填から発砲そして次発装填まで何秒かかる想定なのか」
「大坂城の天守閣に避難した千姫が、屋根にあいた穴を見上げていたが、どんな大砲でどの角度から撃てばそんな穴があくよう飛ばせるのか。何なら爆撃機でも用意したのか」
……などなど。こういうリアリティに欠けると、物語に没入できなくて困ります。
さて、劇中での言及や大河ツアーズの補足どおり、家康は大坂城に砲撃を加えて豊臣方を弱らせました。
ただ、実際には砲弾のほとんどは届かず、硝煙と爆音による士気喪失効果≒嫌がらせがほとんどだったと言います。
しかしその中の一発がまぐれで茶々のいたそば近くまで届いたため、恐れをなして講和に傾いたとか。
劇中では男たちを煽るだけ煽っておいて、いざ自分の身に危険が及ぶと腰が引けるというのは、指揮官としてあるまじき振る舞いでしょう。