100歳まで生きる!「名医の食卓」大公開 (2/8ページ)

日刊大衆

「起床後の胃腸が空っぽの状態でヨーグルトを食べることで、乳酸菌が腸に届きやすくなり、腸内環境が改善されるんです。体の免疫機能の7割は腸にあるので、免疫力が向上。

 さらには、精神の安定に関わる脳内の神経伝達物質“セロトニン”も腸で作られるので、うつ病などの対策になります」

■EPAオイルを

 そのまま食べてもよいが、秋津氏は、ヨーグルトにEPAオイルをかけるそうだ。

「EPAオイルは、オメガ3系脂肪酸を含んだ油のことで、脳と心臓の血管を健康にし、動脈硬化の予防になると言われています。亜麻仁油やエゴマ油が有名ですが、私は南米産の植物から抽出された、インカインチオイルを愛用しています」(前同)

■ハチミツを合わせて認知症予防

 前出の遠藤氏も、朝食にはヨーグルトが定番だ。甘さが欲しいなら、ハチミツを合わせるとよいという。

「近年の研究で、ヨーグルトが認知症予防によいことが分かっています。さらに、東北大学の研究で、ハチミツのローヤルゼリーに抗認知症効果があると分かったので、2つを合わせれば鬼に金棒です」(遠藤氏)

■コーヒー、紅茶もオススメ

 朝の飲み物は近年、ポリフェノールの健康効果が注目を集めているコーヒーとともに、紅茶もオススメだ。

「実は、紅茶も抗酸化作用のあるポリフェノールを豊富に含んでいて、アンチエイジング効果が期待できます。さらに、ストレス軽減効果のあるテアニンも含んでいるので、朝はリラックスしたいという人にうってつけです」(秋津氏)

■幕の内弁当風のランチを

 次は“昼食”。前出の岡田氏は、おかずの種類が豊富な幕の内弁当風のランチを薦める。

「毎日、決まった食材を食べ続けると、栄養が偏って、逆に健康に悪い。いろんな食材を、まんべんなく食べるのがポイントです。

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