ラブシーンの意味、和歌と漢詩の違い、剣璽(けんじ)とは?大河ドラマ「光る君へ」3月10日放送振り返り (7/9ページ)
どれほど鬱屈し、ひねくれた詩であってもその根底には何としても生き延びる意志が脈打っています。
和歌と漢詩、その精神を大きく異(こと)にするものですが、どちらも人々を感動させてきました。
もし国語の授業でつまらなかった経験があるなら、それは教え方が悪かったのです。これからでも、ぜひ和歌や漢詩にふれてみて下さいね。
六条の廃墟で睦びあう二人。モチーフは『源氏物語』ヒロイン・夕顔か
光源氏に愛され、六条御息所の生霊にとり殺された夕顔。月岡芳年筆
さて、個人的には正直どうでもいい濡れ場でしたね。しかし『源氏物語』をモチーフにとり込む以上、ゼロという訳にも行かないのでしょう。
さて、いつも二人が待ち合わせするこの場所は六条とのこと。
六条とは『源氏物語』主人公である光源氏、また彼が捨てた?女性の一人・六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)を連想させます。
彼女は生霊となって光源氏の愛する女たちに次々憑りつき、殺してしまうのです。
そんな犠牲者の一人が夕顔(ゆうがお)の君。今にも消えてしまいそうな儚さを漂わせ、若気の至りで駆け落ちした光源氏と廃墟で一夜を共にしました。