ONから大谷翔平まで!本当のスーパースター20人「凄いにもほどがある!」驚愕証言 (2/8ページ)

日刊大衆

 80年の最終年でさえ、30発を放つ“超人”ぶりで、今なお残る868本塁打の世界記録を打ち立てた。

 王の晩年、75年の中日ドラ1としてプロ入りした田尾安志氏が振り返る。

「巨人戦で塁に出ると一塁の王さんから声をかけてもらえる。まだ若かった僕は、それが嬉しくて頑張ったところもありました。“1-3から1球見逃したけど、『待て』のサイン?”“違うなら、あの球は打ったほうがよかったな”とかね。そういうやりとりはいまだに鮮明に覚えていますよ」

長嶋茂雄カリスマ性は健在

 その王自身が“憧れの存在”と公言するのが、盟友としてともに一時代を築いた“ミスター”長嶋茂雄

 きたる5月3日の阪神戦では、「長嶋茂雄DAY」と銘打ったメモリアルな一戦が組まれるなど、引退から半世紀を経た今も、そのカリスマ性は健在だ。

「昨秋のファンフェスタに車椅子姿でサプライズ登場した際も、ミスターが自らマイクを握っての“勝つ!”の三唱で東京ドームが一つになった。もし今回も、ご本人登場が叶うなら、チームにも弾みが付きそうです」(夕刊紙記者)

 前出の田尾氏には学生時代に、そのミスターと“初対面”した思い出も。

 75年6月。当時、同志社大に在学中の田尾氏は、懇意にしていたカメラマンの紹介で、2学年下の江川卓(法大)とともに、自宅を訪問する機会に恵まれた。

「巨人が最下位になったのはあの年だけ。長嶋さん自身、監督1年目で大変な思いをされていたはずなのに、気さくに接してくれてね。

 日米大学野球出場のために、その足でアメリカに発つと話したら、帰り際に“お土産でも買いな”と500ドルを持たせてくれた。まだ1ドルが300円ぐらいの時代ですから、学生には大金。

「ONから大谷翔平まで!本当のスーパースター20人「凄いにもほどがある!」驚愕証言」のページです。デイリーニュースオンラインは、野茂英雄佐々木主浩野村克也松井秀喜王貞治エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る