ONから大谷翔平まで!本当のスーパースター20人「凄いにもほどがある!」驚愕証言 (4/8ページ)

日刊大衆

テスト入団から三冠王にまで昇りつめる選手など、今後も、そうは現れないでしょう」(前出のジャーナリスト)

落合博満は三冠王3回

 そのノムさんに代わり、80年代のパ・リーグで一躍、台頭したのが孤高の天才打者・落合博満

 三冠王に輝くこと最多の3回。その卓越した打撃技術には、関係者からも「今の大谷でもかなわない」との声が上がるほどだ。

 野手転向後に薫陶を受けた愛甲猛氏が、プロ1年目に感じた凄みを、こう語る。

「あれは川崎球場での南海戦。抑えの金城(基泰)さんから、オチさんがレフト最上段にサヨナラ本塁打を放ってさ。

 その直前、初球の真っすぐに空振りしたのに違和感を覚えて本人に聞いたら、“よく気づいたな。ドカ(香川伸行)は、空振りした球を決まって、もう1回要求すんだよ”と。そのとき思ったよ。この人は、なんて恐ろしい人だって」

 その後、愛甲氏が野手として頭角を現した86年には、こんなやりとりも。86年と言えば、落合が2年連続50号&三冠王を手にした、まさに全盛期だ。

「川崎での阪急戦。ちょうど左翼から右翼に強風が吹いていてね。代打で出た俺が佐藤義則さんから右翼席に一発。次の打席でも引っかけながらもスタンドまで運んだことがあったんだよ。

 そしたらオチさんが珍しく褒めてくれて“分かっただろ、猛。風が吹く方向に打てば、ああやって簡単に入るんだよ”だって。そこまで読んで狙えたら、俺ももっと打ってるよね(笑)」

“鉄人”衣笠祥雄の連続試合出場世界記録

 他方、“鉄人”衣笠祥雄によって、連続試合出場の世界記録が塗り替えられたのも、この86年。全試合出場は翌年の引退まで、実に17年連続。2215試合連続出場は、今も燦然と輝く日本記録だ。

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