最も保存状態の良い三葉虫の化石が発見され、体の構造が明らかに (4/5ページ)
赤は口に位置する「上唇」、緑は頭部を守る「ハイポストーマ」、青は「消化器系」 / image credit:Arnaud Mazurier / John Paterson
さらに「上唇」という構造も見つかった。これは口についた肉厚の唇のようなもので、食べ物を含む口腔の一部となる。
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3D で再現された三葉虫の軟部組織の解剖図 / image credit:Arnaud Mazurier/University of Poitiers
それがあること自体は以前より推測されてきたが、その直接的な証拠がようやく見つかったことになる。
このように、火山灰に埋もれた三葉虫の化石は、節足動物の口がどのように進化してきたのか今に伝えている。
もしかしたら火山灰の堆積物の中には、生きたままの姿で閉じ込められた古生物がまだまだ眠っているのかもしれない。
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この研究は『Science』(2024年6月27日付)に掲載された。