男娼ガイドブックに男色小説…実は生粋の男色家だった発明家・平賀源内による男色系作品の数々【後編】 (3/7ページ)
「肌に触れてみたい」と美形役者に恋焦がれる閻魔大王『根南志倶佐』
『根南志倶佐』のあらすじは以下になります。
ある日、獄卒(地獄の番人)が、若い僧侶を閻魔大王の前に引っ立ててきました。
獄卒いわく、「江戸の修行僧で、瀬川菊之丞という女形に惚れ込み、師匠の財産に手を付けるなどの悪事三昧の挙句に捕まり牢に入ったものの、菊之丞ともう会えないことを苦にして現世を去り地獄にやってきた」とのこと。
なんでも、僧侶は愛しい愛しい菊之丞の役者絵を身に付けたまま地獄にやってきたのだとか。
閻魔大王は「男と男が交わるなんてことはありえん!」と怒るのですが、地獄の輪転王が「男色の罪は女色の罪に比べればたいしたことはないといいます。