遊びせむとや…実に業が深い後白河院がまとめた平安時代の今様集『梁塵秘抄』の歌を紹介! (1/7ページ)

Japaaan

遊びせむとや…実に業が深い後白河院がまとめた平安時代の今様集『梁塵秘抄』の歌を紹介!

遊びせむとや生(む)まれけむ
戯(たはぶ)れせむとや生まれけん
遊ぶ子供の声聞けば
我が身さへこそ揺るがるれ

【意訳】私は遊ぶために生まれてきた。戯れることこそ生き甲斐だ。子供が楽しく遊んでいる声を聞くと、もうどうにも我慢できない!

……という一節で有名な『梁塵秘抄りょうじんひしょう)』。後白河院(後白河法皇)がまとめた今様集(当代の俗謡集)として知られます。

今回はそんな『梁塵秘抄』の中から、心に残ったいくつかの歌を紹介したいと思います。

君が代は……

(一)そよ 君が代は 千代に一度(ひとたび) ゐる塵の
白雲かかる 山となるまで

※『梁塵秘抄』巻第一

【意訳】あなたの幸せが「一千世代に一粒だけつもる塵が積もり積もって、白雲がかかる山となるまで」ずっと続きますように。

国歌「君が代」に通じる「君が代」シリーズの1バリエーションですね。

一世代20年として、また塵一粒が1グラムとして、それが山になるにはどのくらいの年月を要するのでしょうか。

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