大河「べらぼう」蔦屋重三郎と瀬川を生涯結ぶ2冊の本 『心中天網島』『青楼美人』の紹介と考察【後編】 (3/7ページ)

Japaaan

紙屋治兵衛と小春(歌川国貞)

蔦重と瀬川の想いと夢

瀬川に別れを告げられた後、蔦重は瀬川のためにも「吉原をもっといい場所にしたい、遊女たちの待遇が改善され、身請け話やいい出会いに恵まれる場所にしたい」と悩みますが、平賀源内(安田顕)のアドバイスにヒントを得て「錦絵本を上様に献上」し吉原の格を上げる作戦に打ってでます。

そして当時、江戸を代表する二代絵師を起用。蔦重が最初に出版した『一目千本』の絵を描いたのが北尾重政(橋本淳)と、役者絵で有名な勝川春章(前野朋哉)でした。二人はページごとに別々に分担して絵を書きました。

吉原遊郭の遊女たちの姿を「鏡に映したように」見せることにこだわり、季節ごとに書画を楽しんだり、和歌を詠んだり、双六(すごろく)や投扇興(とうせんきょう)、などの遊戯に興じる姿など「遊女が遊女ではない普段の生活の一面」を、浮世絵の彩色摺絵本描いた美しい作品です。

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