大河「べらぼう」蔦屋重三郎と瀬川を生涯結ぶ2冊の本 『心中天網島』『青楼美人』の紹介と考察【後編】 (1/7ページ)
幼い頃から想いを胸に秘めていた花魁・瀬川(小芝風花)、20年経ちその気持ちに気が付いた蔦屋重三郎(横浜流星)。やっと始まった本気の恋はすぐに終わってしまいます。
第10話「『青楼美人』の見る夢は」では、鳥山検校(市原隼人)への身請けを決めた瀬川が、白無垢の花嫁衣装を纏った最後の花魁道中を披露し「おさらばえ」の言葉を残し吉原の大門を出て行きました。
幼い頃から、二人の絆を固く結んでいた「本」という存在は、蔦重と瀬川が別々の人生を歩むようになっても「二人が抱いた夢」を紡ぎ続ける役目を果たします。
【前編】では、蔦重が瀬川に託した近松門左衛門の名作『心中天網島』に込めた本気の想いをご紹介しました。
大河「べらぼう」蔦屋重三郎と瀬川を生涯結ぶ2冊の本 『心中天網島』『青楼美人』の紹介と考察【前編】【後編】では「花魁と自分をつなぐものはこれしかねえ」と瀬川に渡した『青楼美人合姿鏡』と、そこに込めた蔦重の深い想いと夢を考察してみました。
