大河「べらぼう」蔦屋重三郎と瀬川を生涯結ぶ2冊の本 『心中天網島』『青楼美人』の紹介と考察【後編】 (7/7ページ)

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瀬川を大門まで迎えにきた鳥山検校(NHK「べらぼう」公式HP)

人の感情に敏感な鳥山検校は、たぶん自分の元に来ても同じ本を何度も読んでいることに気が付き、彼女の胸の中には決して消すことのできない蔦重の面影が、今も色濃く存在していることに気が付いてしまうのではないか……とも。

鳥山検校は、悪徳高利貸しではあるものの、瀬川を大切に想う心と接する時の優しい態度は(『おい!』と部下を呼ぶときのドスの聞いた声は、これが本当の姿なのだなと思わせる怖さも)はずっと、そのままでいて欲しいと願わずにいられません。

スマートフォンはもちろんカメラも何もない時代。「自分の姿を『絵』に描いてもらう」いさらに「本にしてもらう」ということは、非常にうれしいことだったのでしょう。今後、この瀬川が描かれた『青楼美人合姿鏡』はどのような運命を迎えるのか気になりますね。

※トップ画像:NHK「べらぼう」公式HPより

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