“感染症最多記録更新”が続く中、対策に悩む親の実態が明らかに「子どもの免疫力を育てたい」親は76%、一方で「育て方を知らない」が77% (9/11ページ)
その後、12歳頃までは、免疫に関係する臓器の発達がみられ、細胞数が増えるため、さらに免疫の総力が上がります。免疫力は2つの段階を経て発達していきます。
令和キッズの環境はキレイ過ぎる? 過保護では子どもの免疫力は育たない
調査結果をみていると、いまの親御さんは感染予防の意識が高く、免疫力はウイルスに触れて育てるものという認識があまりないようです。コロナ禍は未知のウイルスとの遭遇でしたから、まず「感染予防」に目が向けられました。お子さんを守るために行動に制限が掛かることは致し方ありませんが、病原体に対して過保護になり過ぎても、免疫系が十分なトレーニングを積むことができません。近年、増加する子どものアレルギー体質も、背景には乳幼児期における病原体と戦う経験の不足があると考えられます。
免疫力は育てられる
感染症によるお子さんの発熱は、親御さんにとっては非常に辛いことだと思いますが、それは免疫力のトレーニングの機会でもあります。免疫力を育てる工夫をすることで、症状が軽く済む可能性も高まりますので、日頃から免疫力を育てる「イクメン(育免)」を意識しましょう。
本調査で小児科医がすすめる対策として上位に上がっている項目を意識すると良いと思います。睡眠・運動(特に外遊び)・規則正しい生活を心がけましょう。また、ワクチンの定期接種は、最も確実な免疫強化方法ですので欠かさないことです。食事の面では、腸の免疫系を刺激する発酵食品や緑黄色野菜をあわせて摂るシンバイオテイクス(※3)をはじめ、さまざまな食品をバランスよく食べさせる工夫が必要です。
お子さんの発熱・体調が心配な時は
お子さんの症状が心配な時は、迷わずに周囲に相談しましょう。