イケメンすぎる若き将軍・足利義尚!室町幕府の権威回復を一身に背負った悲劇的な人生…【後編】 (5/7ページ)

Japaaan

伝足利義政像(伝土佐光信画、東京国立博物館蔵)

一方その頃、義政は脳卒中の発作に見舞われるようになり、病床に伏すことが多くなりました。そのため、義尚に対して政治的に介入することは、ほとんど不可能な状況となっていきました。

義尚は親政を続けることで政治的な実績を重ね軍事的にも六角氏を圧倒しました。やがて、その存在感は義政をも上回るようになっていきます。

義政の病状もあり、幕府内では義尚の京都帰還を求める声が高まりました。このように、義尚による完全なる政権樹立が目前に迫っていたその時、彼の身に不運が襲いかかります。突然、重篤な病に倒れたのです。

もともと身体があまり強くなかったといわれる義尚は、軍営での激務に加え、京都から訪れる公家や高僧の接遇を自ら率先して行ったことから酒量が増し、病魔が心身を蝕む事態に陥ってしまいました。

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