『べらぼう』より攻めたお上批判を!運命が大きく変わる“抗う道”を選んだ蔦重とチーム蔦重たち【後編】 (3/9ページ)

Japaaan

定信は「喜三二の神が私をうがってくださったのか!」「蔦屋大明神が励ましてくれている」と喜ぶ始末。いけすかないふんどし野郎ではありますが、黄表紙を手にワクワクしながら目を輝かせているところは、小僧時代の片鱗があって、ちょっと可愛いところもあるな……と感じてしまう場面でした。

さすがに、家臣・水野為長(園田祥太)は「これはからかわれているのでは」といいますが「黄表紙なのだから面白くせねばなるまい」と言うところにも、定信のオタクっぽさが表現されていましたね。

『文武二道万石通』(東京都立中央図書館所蔵) 出典: 国書データベース,https://doi.org/10.20730/100061921

「志は立派だが、はたしてしかと伝わるものなのか」と主君

喜三二の本に比べて自分の本は売れず、今後どうしたものかと頭を悩ませる恋川春町(岡山天音)に、主君・松平信義(林家正蔵)は春町の『悦贔屓蝦夷押領(よろこんぶ ひいきのえぞおし)』の本を、“実に皮肉が効いていてとびきり面白かった”と褒めます。定信や庶民に通用しなかった皮肉を理解する主君に、「松平をどう思うか?」と尋ねる春町。

信義は「志は立派だが、はたしてしかと伝わるものなのか」と言います。

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