『べらぼう』より攻めたお上批判を!運命が大きく変わる“抗う道”を選んだ蔦重とチーム蔦重たち【後編】 (4/9ページ)
家臣がペンネームで活動することに理解がある主君の言葉で、春町はそんな“間違”を利用した本の内容を思い付きます。
〜定信が大真面目に政策を遂行してもその意図は正しく伝わらず、「定信の言ってることに乗っかれば間違いない!」という流行りで、文武に励むため論語を読んでみたり武芸に精を出したりしている軽挙妄動な人々が溢れるばかり。文も武もそんなに簡単に身につけられるものではないのに、そんな“間違”ったトンチキ野郎が増えるだけ。〜
そんな発想でした。そこで誕生したのが天明9(1789)年刊『鸚鵡返文武二道(おうむがえしぶんぶのふたみち)』です。