『べらぼう』寛政の改革は失敗? 松平定信と祖父・徳川吉宗の改革を徹底比較[中編] (6/6ページ)

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吉宗がコストカットを行ったものの、寛政の改革以前には大奥の年間経費は20万両にのぼった。仮に1両を12万円として換算すると、実に240億円に相当する。

この無駄遣いをどれだけ減らせるかが、改革の鍵だと考えた定信は、大奥の経費を3分の1にまで削減した。しかし、贅沢に慣れきっていた大奥の女性たちは、定信のやり方に憤懣やるかたなかったという。

そして、この大奥の不満がやがて、定信失脚の一端となっていくのである。

それでは、次回[後編]では、「享保の改革」と「寛政の改革」の相違点について考察していこう。

※参考文献
矢部健太郎監修 『偉人たちのやばい黒歴史』宝島社刊

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