夫婦間モラハラの「線引き」はどこ?──夫婦間のモラハラ(モラルハラスメント)に関する実態調査(第1報) (6/10ページ)

バリュープレス



また、「生活費を制限する」「外出や交友を制限する」といった経済的・社会的自由に関わる行為も、20代では6割台にとどまるのに対し、50代では75〜78%まで上昇。年齢が高い層ほど“生活の自由を奪う行為”を深刻にとらえる傾向が見られました。

一方で、「侮辱する/人格を否定する」「大声で怒鳴る/威嚇する」「物を壊して脅す」といった攻撃的な行為は、すべての年代で7割を超えてモラハラ認定されており、特に50代では8割以上に達しました。これは世代を超えて共通する「典型的モラハラ行為」として強く認識されていることを示しています。

図3:年代別に見る“スマホチェック”と“生活費制限”のモラハラ認識


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MzE4NyMzNjMzMTgjODMxODdfTnd6Z09YQnhmdi5wbmc.png ]
※実際の質問:Q.次の行為をモラハラだと思うかどうか5段階でお答えください  
(夫婦間のモラハラに関する実態調査 ©レゾンデートル株式会社)

この結果から、若い世代はプライバシーへの制約を受け入れがちだが、上の世代ほど自由や尊厳を奪う行為に敏感になる という傾向が読み取れます。世代によって「何をモラハラと感じるか」が異なる点は、夫婦間の価値観のズレを生む要因のひとつといえるでしょう。

40代、50代の方が「モラハラ感度」が高いという結果は予想外でしたが、実体験や周囲の見聞からそれぞれの行為の深刻さを認識している、配偶者に対する忌避感が強いなどが理由かもしれません。


5. 世帯年収による認識の違い


世帯年収別に比較すると、全体的に大きな差はないものの、いくつかの特徴的な傾向が見られました。
「夫婦間モラハラの「線引き」はどこ?──夫婦間のモラハラ(モラルハラスメント)に関する実態調査(第1報)」のページです。デイリーニュースオンラインは、モラハラモラルハラスメント夫婦結婚ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る