夫婦間モラハラの「線引き」はどこ?──夫婦間のモラハラ(モラルハラスメント)に関する実態調査(第1報) (7/10ページ)

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まず、低所得層(〜399万円)ではモラハラ認識が相対的に低く、「無視する/会話を拒否する」は 63%、「生活費を制限する」「家事や育児を一方的に押し付ける」もいずれも 70%前後 にとどまりました。経済的に厳しい状況にある家庭ほど、生活の中での制約や負担を「仕方がない」と受け入れてしまいやすいことが影響しているのかもしれません。

一方で、世帯年収が高くなるにつれて、モラハラと認識する割合はおおむね上昇する傾向が確認されました。例えば「スマホやSNSをチェックする」は 400〜799万円層で 72%、800〜1,199万円層では 75% に達しています。生活基盤が安定し、個人の自由やプライバシーを尊重する意識が強まりやすいことが背景にあると考えられます。

しかし、1,200万円以上の層では逆に割合がわずかに低下しました。たとえば「スマホやSNSをチェックする」は 70% と、中高所得層より数ポイント下がっています。これは、むしろ「一定以上の収入を得ることで経済的な余裕が増し、多少の干渉を受けても深刻なモラハラとは感じにくくなる」可能性が考えられます。

一方で、「物を壊して脅す」「大声で怒鳴る/威嚇する」「侮辱する/人格を否定する」といった攻撃的な行為は、年収にかかわらず 75〜81% がモラハラと認識しており、普遍的に「越えてはならない行為」として強く認識されていることが分かりました。
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