『べらぼう』暴走する蔦重と定信をたしなめる人々と、「そうきたか!」な蔦重マジック【後編】 (8/8ページ)

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この蔦重の発想力に南畝は「そう来たか!」と大爆笑、さらに皆も大笑いします。

これは、もしかしたら南畝の作戦だったのかも。蔦重が捕まり店がピンチになったことを聞き、わざわざ「身上半減」の罰が下される日を選んで、あの皆を「屁」で巻き込んだときのように、悲惨なムードを笑いに変えちまおうという計画だったような気もします。

以前、「お前さんには、他のやつが持っていない“”そうきたか!”と思わせるアイデアがある」と蔦重を褒めていた南畝。

店は悲惨な状態になっているはず、ならばいっそ大笑いして笑わしてやれ。皆が笑えば、蔦重も『そうきたか!』なアイデアを出すに違いないと、信頼したうえでの助け舟だったような気もします。

大田南畝像(鳥文斎栄之筆、東京国立博物館蔵)

蔦重の「閃いたぜ!」といわんばかりのニヤリ顔を見ると、いつもの調子が戻ってきたなと嬉しくなるものです。

さて、放送回数が徐々に少なくなってきた「べらぼう」。表裏一体の蔦重と定信はどう変わっていくのか。これからの展開もしっかり見守っていきたいと思います。

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