『べらぼう』蔦重、定信、京伝、歌麿…それぞれの“尽きせぬ欲”とは?その「欲」から始まる新展開【前編】 (1/7ページ)
「欲なんてとうに消えたと思ってたんだけどな」
幕府に、両手首に鎖をはめられる“手鎖(てぐさり)50日の刑”を受けた戯作者・北尾政演(山東京伝/古川雄大)は筆を折るつもりでしたが、蔦重(横浜流星)と鶴屋喜右衛門(風間俊介)が企んだ宴の席で、「きゃ〜!京伝せんせ〜」という“モテのスコール”を浴びせられて引退を辞めます。
「本屋たちにくすぐられた」と分かっていても、やはり、モテたい“欲”、クリエイティブな仕事がしたい“欲”が自分の中にあることに気が付いたのです。そんな政演は、歌麿に「欲はないのかい?」と聞きます。「欲なんてとうに消えたと思ってたんだけどな」と言い、自重気味に笑う歌麿……。
今回、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」40話の副題『尽きせぬは欲の泉』。
「べらぼう」復活の歌麿!北斎と馬琴の実際、宿屋飯盛の末路ほか… 史実を元に10月19日放送回を解説その名の通り、いろいろな人たちのそれぞれの“欲”」が描かれていましたね。その「欲」から始まる新たな展開を考察してみました。
