「べらぼう」歌麿の肩組みにネット歓喜!大崎が毒饅頭を食べた理由、グニャ富とは?史実を元に解説 (2/9ページ)
だから何も言わないが、面白くない。蔦屋の無茶が恋しくなった」
なんて言うものだから、蔦重も気をよくして(しかし若干遠慮気味に)、
「またとびきりの無茶、言ってもいいか?」
などと言い出しました。矢立(筆記用具入れ)を手渡した瞬間、多くの視聴者が湧きたったのではないでしょうか。
そして写楽の絵が完成しました。みんなが持ち場へ戻り、歌麿と蔦重が二人きりになると、歌麿は満面の笑顔で蔦重の肩を叩きます。これです、これ。これこそが、視聴者の一番見たかった光景でした。
今まで蔦重から歌麿へ一方通行だった「情」が、初めて歌麿から返されたのではないでしょうか。果たして歌麿から蔦重へ一方通行だった「業」が蔦重から返されることはあるのかないのか……。
「一橋ばかりが得をしている」…若き将軍の葛藤
家斉の葛藤をねじ伏せた一橋治済。NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。🄫NHK
自分の子供が流れてしまうのは、亡き徳川家基(奥智哉)の祟りではないか。そもそも徳川の中で一橋家ばかりが得をしていて、多くの怨みを買っているのではないか……。
若き将軍・徳川家斉(城桧官)はそんな葛藤を抱いているようです。しかし父・治済は強引な理屈で説得します。